市民から幅広く依頼を受けるギルドから仕事を請け負うフリーランスの何でも屋。 クールで口数は少なめという事もあり、実年齢よりも落ち着いた印象の青年。 基本的に単独行動を主とし、腕は立つが、報酬よりも地味な案件を好むため、同業者からは変わり者と思われている。
主人公と同じ孤児院で育った、明るく優しい好青年。 明朗快活、真面目で正直なため、周囲の人間から信頼され、好かれている。 シンのことは随分前から意識しており、本人的には友情以上恋人未満だが、 傍から見ると完全な片思いである。 青臭く、純情なところが目立ち、対照的なディアゴの思わせぶりな言動がやや苦手。 シンをディアゴの魔の手から守るのは自分だと思っている。 昼間は孤児院で先生の真似事、夜はギルドの仕事を請け負う。
バストゥーニのK(キング)で、通称『黒王』。 自他に厳しい性格で知られており、無表情で威圧的な雰囲気の持ち主。 喜怒哀楽を表に出さないタイプである。 次期王として最有力候補であると目されていた兄を殺して、王位についた経歴を持つ野心家で、他国侵略の意図を隠さず、すでにいくつかの国境地帯を占領下におき、現時点での大陸において最も力のある王となった。
クウォーリーのK(キング)であり、同国国教の教主でもある青年。 『聖王』と呼ばれ、民衆からの人気が高く、特に自国内においては圧倒的な支持を誇っている。 厳格な宗教国家にあって、ゆるやかな政教分離をうながし、国家の近代化を推し進めた。 即位は12歳と若く、現国王達の中で最長。 容姿端麗、物腰柔らかで穏やかな性格で知られているが…
ディアマンテ最大にして、大陸最大のギルドである『アルマース』のギルドマスター。 穏やかさと寛容さを兼ね備え、飄々とした言動に底知れなさが見え隠れする。 フェロモンたっぷりの女ったらしで有能なのだが、働くのが嫌いと公言する、 ダメな大人でもある。
暗殺や政治的陰謀など、後ろ暗い仕事をこなすギルドとして、裏社会で厳然たる力を持つギルド『モルス』に所属している超一級の暗殺者。 群れることを好まず、気まぐれで神出鬼没。 厳しい掟があるギルド内でも完全な例外扱いになっており、彼のことはモルスのギルドマスターでさえ御せていないのだが、実力がずば抜けている為、誰も文句を言えない状況。
ディアマンテ所属の大陸最大ギルド『アルマース』の眉目秀麗&クールなナンバー2。 日々、サボり癖のあるディアゴを追い立てている。毒舌。
ギルド『アルマース』のナンバー3にして、多くのギルド員達に慕われる兄貴分。 リヒトとは幼馴染み。
大陸最大ギルド『アルマース』のギルドマスターであるディアゴの補佐と参謀役を 務めながら、本業は研究と言い張る男。 とある研究が元でクウォーリーを追われ、ディアマンテに流れ着いた。
センリの所属するギルド「ヴァレス」の古参メンバーであり 同ギルドのマスターである「ネイブ」の片腕とも言える男。 陽気で気のいい男で面倒見が良く、シンやセンリのことを よく気にかけている。
若くしてバストゥーニの「J(ジャック)」となった天才少年。 生真面目で真っすぐな性格の為、よくイグニスにからかわれている。 完全能力主義、弱肉強食という国の在り方に、疑問を覚えている。
バストゥー二の「Q(クイーン)」にして、王の補佐を務める。 女性ながら軍人として、進んで前線に立つ凛々しい戦士でもある。 サバサバした性格でジーク相手にも物怖じしない。
クウォーリーの『聖王』直下の近衛兵、神聖騎士団の団長にしてナンバーズの 「A(エース)」である男。 常に刺激を求める厄介な戦闘狂で、何かと不穏な噂が尽きない。 ラウルスの乳兄弟でもある。
ラウルスの傍らに寄り添うクウォーリーのナンバ―ズ、「Q(クイーン)」。 清らかで慈悲深き『聖女』と呼ばれ、民衆の支持も高い。 ラウルスに盲目的な忠誠を誓う女性で、潔癖で自尊心が高い。
ラウルスに仕えるナンバーズで、階級は「J(ジャック)」。 「Q(クイーン)」のキリエとは双子の姉弟。
クロイツの「J(ジャック)」にして、現段階での実質的な代表者。 外交に長け、長く王の不在が続くクロイツを諸国からの援助によって維持している。 その功績から、王の代理人として存在を認められつつある。
クロイツの「Q(クイーン)」であるまだ年若い少女。 純真な性格で真摯に国の将来を憂い、「王」の現れを待ち望んでいる。